2018年11月15日

トライアドを用いた、バップフレーズの作り方! in札幌

本気で、音感を良くしたい!
テナーのサウンドを良くしたい!
アドリブ力、作曲力を向上させたい!
という人には、最高のメソッドです。


ここの譜例で取り上げた「音の配列」は、ほんの一例です。

みなさまが、独自の練習用エチュードを作る際の、参考にしていただけたらと思います。
自分が気に入ったサウンドを見つけ、各自が独自の練習用エチュードを作ることが望ましいと思います。

その考え方のヒント!となるものを、ご紹介させていただきます。


以下にご紹介する譜例を練習に取り込む際には、暗譜して・・・というよりは、
「指運」を高める!?ような、気持ちでいいと思います。


各コードトーンにターンを3連符を加えたものを、
8分音符に地ならしすると、バップの裏拍にアクセントがくるような、フレーズになっていると思います。

一拍目に8分休符を入れて、半拍ごとに、そのままずらしたりすると、コピー譜でお馴染みのいろんなフレーズの景色が見えてくると思います。

ドミソ、フォラド、ソシレは
トニック(T)、サブドミ(S)、ドミナント(D)のトライアドの分散ですが、
「3連符」単位で、いろいろなパターンを作ることが出来ます。

あるスケールに準じたもの、
短2度(m2)や長3度(M2)、m3、M3,完全4度(P5),増4度(a4)、減5度(d5)、m6、M7,m7,M7といった音程に準じたもの・・・などの規則性のある音の流れを使った方が良いと思います。


今回の記事の内容に即したエチュードの参考例として、PDFの譜面をアップしました。

・・・これは、T−S−Dの一例です。
T−S−Dの組み合わせは、前回記事にしたように6通りあります。
いろいろ、組み合わせたパターンを作ると面白いでしょう。

・これに、各コード構成音に「ターン」をつけた一例も列記して見ました。
これを8分音符に地ならしした形も、一例として例示してあります。


これを半拍ずつずらす方法は、


2、ex001のPDF譜面にあります。

簡単なブルース曲の作り方の、その考え方も解説しています。
フュージョン系や、ロック・ポップス系の作曲術にもいかせる考え方です。

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マルセイル・ミュールのエチュード的な要素が必要であれば、
1,2の譜例の中の任意の音を、1オクターブ上げる・下げる・・・ようなアレンジを加えれば、
「音の跳躍」のような技術も十分習得できるでしょう。

アーティキュレーションのアイディアとしては、
「・・・・」「・・・−」「・・−・」「・・−−」
「・−・・」「・−・−」「・−−・」「・−−−」
「−・・・」「−・・−」「−・−・」「−・−−」
「−−−−」「−−−・」「−−・・」「−・・・」
・・・という、モールス信号用のような組み合わせを参考に、各フレーズに適した歌い回しを研究すると良いでしょう。


トレバー・ワイ式の「音づくり」のコンセプトに基づくのであれば、
各フレーズを、低音域、中音域、高音域と、1オクターブずらしておこなえば
かなりなハイレベルでの奏法確立ができるでしょう。


自分の音色に悩まれている方は、
2のex001で例示した、半拍ずらすと、結構、各音の鳴り方が不完全だった!
ことに、気付かされるはずです・・・

慣れた音の並びでは、様になっていても、半拍ずらすだけで、
結構、シャバダバになっているはずです。

ここから、「ピッチが不安定になる奏法」の修正ポイントを見出す、きっかけになったり、
「しゃくり奏法」の大きな原因だったりもするのです。
一音一音ごと、微妙にアンブシャーが違う・・・意味も、わかってくると思います。

「下唇を一音一音仕切りなおす感じで、軽く前に突き出す!」
が、ポイントになります。

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もっとも、こうしたサウンドは、頭の回転が速いバップ・プレイヤーたちが瞬時に行っていたもののようです。

これを、意図的にある箇所に、はめ込むような「書き譜」的な手法では、様にならないアドリブにしかならないような気がします。


posted by happy_kin at 09:50| Comment(0) | 日記
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