2018年12月15日

【参考譜例動画付き】Giant Steps・・・してますか? in札幌

テナー吹きにとっての必須の課題曲のようですね。

アメリカのジャムセッションでは、こればっかり・・・という話も聞いたことがあります。

テンポも♩=300超。

凍傷で、動かなくなった指では、まだまだリハビリが必要のようです。


今回は、
や、
で、ご紹介した手法で、「Giant Steps」のコード進行に、超適当にフレーズを切り張りしてみたものを作ってみました。

トライアドのような、3つの音のひとかたまりを、
4/4拍子の8分音符に、地ならしして・・・半拍ずらすような形にしたものを適当に切り取ってコピペして作った感じです。

題して「Giant Steps Etude

・・・どうでしょう?
なんか、それっぽくなっていませんか?

コレ、完璧に吹けたら、結構カッコいいはず・・・です。

後半の、97小節目以降・・・ブレス箇所がまったくありません。
ノンブレスの練習には良さそうですが、Giant Stepsの真骨頂である、畳み込むような迫力ある演奏にはつながりません。

なので、みなさまの練習用テキスト(上記動画の譜面)として、
musescore(楽譜編集ソフト)用のファイルもアップしておきます。
どなたでも、簡単に、ブレス箇所のような、フレーズの区切りを作成できたり、自分用にアレンジしたり出来ます。


そして、これの素になった超丸秘!極秘^^ノートです。

なんか、面白そうなアイディアのきっかけになると嬉しいですね。

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ここで、2つの分岐点があるように感じます。

一つは、「書き譜」または、「コピー譜」のようなものを毎日やって腕を磨く道・・・!

もう一つは、スケール・パターンのようなモノを数多くやって、実際の演奏で、超高速で頭を回転させアドリブを展開させていく手法!
「その瞬間の閃き!」に指が即座に反応する・・・境地です。


おそらく、チャーリー・パーカーや、ジョン・コルトレーンなどのプレイヤーに影響され大成した人たちは、そのほとんどが後者の手法を徹底してマスターしたのではないでしょうか?

まさに、圧巻の極み!、インプロヴィゼーションの真骨頂!!
聴く人をして、その世界に引きずり込まずにはいられない・・・

そんな、息を呑む、スリリングなソロ展開のには、絶対的に必要不可欠な要素であり、
テナー吹き的には是が非でもマスターしたい技術ともいえます。


この両者の手法は
「脳の使い方」も、全く違ってくる!と思われます。

1年、3年、5年、10年〜という、長いスパンで見ると、
大きな差が出る!ことは、ほぼ間違いないでしょう。


わたしの場合、この手法を発見したのが、中高年齢のおじさんになってからでしたので、
この期に及んで、いまさら・・・、
頭の回転が追いつくかわかりませんが、それでも、後者の、やり方のほうが楽しいし、可能性があるような気がしています。
「指が回らない」ながらでの、新たなる「音の道」も見出せたりもします。

この両者の手法を上手く使うことも、ときに大いなる武器にもなりそうです。


また、Giant Stepsで、ご紹介した手法(音楽スタイル)は、50年以上前の手法なので、
これを土台にし展開・発展させた、新たなアイディアも必要のようです。

全コーラス「8分音符」の嵐!ではなく、
ある区切りのコーラスから、コーラス全体を占める符割りを、
3連符中心にしたり、2拍3連を強調したり・・・といった手法も、よく見かけます。

例えば、マイルス・デイヴィスのライブの名盤「フォア・アンド・モア」の中での、
There is no greater loveでのハービー・ハンコックのソロとか、
(これも50年前の手法!?)

ジョシュア・レッドマンは、あるモチーフから発展させていく名手です。
シンプルなアイディアを縦横無尽に発展・展開していく世界観は、まさに名人芸!
いつも度肝を抜かされています。

そのようなアイディアの湧き起こるチャンネルのようなものを習得・体得したいところです。


ちなみに、
この名演、知ってましたか?
圧巻です!

度肝を抜く展開・・・10分以上にわたる、この集中力と完成度の高さ!
「驚き、桃の木、山椒の木」です。


この曲も、サックス吹きの必須課題曲の一つのようです。

チャーリー・パーカーの、いわゆるバップ奏法の始まりの曲・・・
とある法則を発見した曲として有名ですよね。

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コード分散・・・といっても
3和音だけでも、テナー吹き(リード奏者)目線で見ると、18通りのモチーフが出来ます。
その展開の仕方は、前掲の2つの記事でも、ご紹介しました。


これらを土台にして、一つのモチーフから、メロディラインの展開をしていく・・・
自分の歌いやすいフレージング、スタイルを身に着けていく方が、楽しみも膨らむ感じがします。

頭の柔らかい、若い世代の人には、
やはり、後者の手法を、オススメしたいところです。


「音楽の構成」について記事にしましたが、
Tさん、Sさん、Dさんという観点で考えれば、
この「Giant Steps」も、ズバリ!当てはまる感じがします。

「転調」の連続!というように、ジャズ理論では習いましたが、
大きく見ると、Tさん’(トニック)を3度上・下にずらした中で、オーギュメント・コードのような遊び心から始まって、
大胆にも、転調の連続のようなコード進行を、思いついたのだと思います。

このオーギュメントのような発想も、
「ブルース」・・・すなわち「マイナーペンタ+#4」のスケールが母胎になっているのではないでしょうか?


とっても、面白く、じっくりと取り組みたい1曲でもあります。





posted by happy_kin at 23:37| Comment(0) | 日記
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