2018年12月15日

テナーサックス吹きにとって、コード・スケールの習得が大変な理由! in札幌

ピアノの人って、鍵盤が見える。
だから、視覚情報からも、次に弾く音を検知したり、予測したりすることが可能です。

ギターやエレキベースの場合は、転調したりする場合に、
フレットをずらすだけで、できてしまいます。


しかし、テナー吹きの場合、
運指の形を脳が指令する!
ある音程の音を指の形でイメージする!

・・・
などの、脳内音感イメージと目に見えない指先とをリンクさせる能力、
空間記憶のような能力が必要になります。


なので、前回記事にした、
サックス吹き用の「コード一覧表」のようなアプローチは、
テナー吹きにとっては、最も基礎的な必須課題となるハズです。

ある市販のパターン集のみでは、限定された音の配列のみしか示されていない場合が圧倒的です。


ピアノやギターでも、
曲集の巻末の「コード一覧表」のものを律儀に採用しているプレイヤーは、
初心者か、楽曲構成上の必要に迫られた箇所のみであるに違いありません。

多くの場合は、さまざまな名プレイヤーたちのアイディアからなる、
カッコいい、ヴォイッシングが臨機応変に使われているはずです。



それに対抗して、ピアノ弾きや、ギターリストたちのコード理解の領域に到達するためには、
「数をこなす」中で、習得・マスターしていくしかないうようです。

目をつぶっても、出来る!
くらいにです。


器用な人は、コードサウンドや、ベース音の中から、サウンドする音をチョイスする能力にたけていたりしますが、
サックス人生・音楽人生は長いものです。

それだけでは、いつか、
湧き立つアイディアの源泉も枯渇するようなときは、誰にも来るようです。

そこから、「1から、やり直す」ような鍛錬は、年齢的にいっても容易ではありません。
(でも、やる価値はありそうです)


「将棋」でいえば、
スケール・コード分散などの、パターンの練習は、「定跡」を覚え、マスターすることに通じると思います。

テナー吹きにとっての「指運」も高まります。

そして「音楽の構成」を踏まえた「ケーデンス」を、つねに念頭に置くことで、
日々「詰将棋」を解くことに該当する!鍛錬となることでしょう。



ギターリストなどが、フレットをずらすだけで出来る転調・・・、
12Keyのマスターも、その分の倍数の時間が必要になります。

わたしも、最初は、いちいち、五線紙に転調して書き換える・・・などの作業をしていましたが、
「数字譜」のアイディアを思いついてからは、
各音符やコードのところに、フリガナのようにして、数字をふるだけで簡単に対応できるようになりました。

AsTimeGoesBy.PNG

When I Fallin Love

when I Fall in Love.PNG


この、テナー吹き(リード奏者)用の「数字譜」の考え方ですが、

ex012.png

上の図で説明した定義になります。



音楽を数値化する・・・というのは、
音楽用ソフトなどのプログラミングでは、すでに常識化されているようです。

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以下は、ご興味のある方の、参考資料として

ペンタトニック・・・「5」= 128×5の配列パターンあり。
ダイアトニック・・・「7」= 1オクターブの8つの音でくくると40320×7の配列パターンがある。

オーギュメント(aug)・・・「3」
ディミニッシュ(dim)・・・「4」(3和音だと6つ出来る)

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作成時の資料や、3和音分散の資料作成ノートでも使用したものです。
musescore用ファイル)も、よかったら、ご活用ください。
フリーの楽譜作成用ソフトです。
練習のお伴にも大活躍してくれる、ありがたいソフトです。




posted by happy_kin at 12:21| Comment(0) | 日記

【譜例付き】テナーサックス吹きにとってのコード一覧表とは? <3和音(トライアド)分散一覧表> in札幌

よく、曲集の巻末などに、ピアノやギター用のコード一覧表が載っていますよね。

テナーサックス吹きなどのリード奏者・ホーン奏者にとってのコード一覧は、
どのように考えたらいいのでしょうか?

そう思って作ってみました。



慣れないうちは五線紙などに書き写すなどの作業を数をこなせば、
後々、楽になるはずです。

わたしが作成したコード(3和音分散)一覧表です。
(musescoreは旧ヴァージョンで作成しているので2.0以降だとレイアウトが崩れてしまいます)


この
1-3-5の18通りの組み合わせなのですが、
やはり、テナー吹きの基礎練習としては日課として行うべきのようです。

市販のパターン集だと限られた配列パターンのみですが、
ここでは、全てを取り上げています。
(3和音=トライアド)


そして、メジャー・スケールや、
ハーモニックマイナー・スケール、メロディックマイナー・スケールなどの音の配列に準じた音で、
上がったり、下がったりします。

わたしは最低音のBbやBから、最高音のFやF#にまで網羅するようのが一番良いように考えています。

キーが「A」でも
最低音の「B」から始まるようにしています。
下るときは「F#」が含まれるようなアレンジをします。
ex010.PNG


キーが「A」で「Bの音」が含まれるコードは?
「Bm」と「G#dim」と「E」(いずれも3和音)です。
その分散の形のモチーフと同形で上がり下がりをします。
ex011.PNG




キーが「G」「Ab」「A」は、
サックスで歌える音域が、一番音域が狭い!?感じがしませんか?


また、上手い人のフレージングって、
同じ楽器の限られた音域の中で、無限の広がりを感じるような音使いに、感慨を持たれることってありませんか?

この話を、以前、ツィートしたら、日本語なのに海外から、たくさん「いいね」がきたことがありました。



「トニック(主和音)で終わってない?」
・・・それで、いいと思います。

そもそも、今の楽曲で、そんな律儀な終わり方をしている曲のほうが少ないと思います。
この手法ならメジャー・スケールとナチュラル・マイナーやメロディック・マイナーの下行系などに含まれる、
さまざまな名称のスケールの指使いのすべてが網羅されています。

今後、さまざまな名称のスケールを、頭でスケールを学習する以前に、
身体で、運指を覚えている!
という、美味しい寸法になるわけです。

この意味合いでのスケールは3通り!です。


スケールに準じたアプローチ方法の他に音程に準じた方法もあります。
この場合はメジャー・コードならすべてメジャー・コードで、
sus4なら、すべてsus4で行います。

移動する音程も半音(短2度 m2)や全音(長2度 M2)、
その他にも、
m3、M3、P4、a4(d5)、P5、m6、M6、m7、M7といった音程があります。
(Pは完全、dはdim、aはaug)

「超」がつく世界の最高峰クラスの人たちは、
「当たり前の基礎」としてマスターしているようにも感じられます。

その「土台」からなる・・・「音遊び」の世界の楽しさ^^


あと、もう一つ!
テナー吹きにとって、つねに念頭に置くべき、
とても大事なケーデンス(終止形)に関する考え方があるようです。

これは、今回の記事のテーマである「3和音(トライアド)分散」のパターンのみならず、
他のスケールパターンでも同様に、「テナー吹きが、つねに考えるべきケーデンス」の考え方を、ご紹介します。

「メロディ大辞典」の中にある、あるスケールパターンの中の1小節のモチーフをどのように、
終止(=ケーデンスする・・・すなわち、起承転結の「結」)するのかを、つねに考える!
ということです。


一つのキーの中で、ケーデンスが「1つ」と考えるのは、
童謡のような楽曲のみの話だということです。

端的に言えば「3つ」あります。
さらに・・・。

テナー吹きが考えるべき「音楽の構成」の中で詳しく述べていますので


そして、
テナー吹きは、
「目指せ!3オクターブ半!」が、このブログの主要コンセプトでもあります。

上記の譜例を、そのまま1オクターブ上げても日々行うのです。


「カッコよく吹く」秘訣は、
さまざまなリズム(自分の好きなビートでもいい)で、
「リズムにはまる」ように吹くことです。

クラシック系の人は、多分、メトロノームに合わせて8分音符を均等に譜面全体を通して正確に吹くような練習をするかもしれませんが、
無論、それも素晴らしい練習方法の一つですが、
1小節のフレーズを一つのモチーフと考え、リズム・ビートに合わせ、
符割りを変えるなどして展開し、曲を構成する勢いで、そのモチーフから発展させていく・・・
手法の方がジャズ・ポピュラー系向きの練習方法といえるでしょう。

いろいろなリズム・サポート・ソフトがあるようですが、
わたしは「ChordPlus」というフリーソフトを愛用しています。
正規版が欲しいところですが、購入方法がわからないのが残念です。

ロック系のコードって、3度の音を抜いているケースが多いので便利です。

マイルス・デイヴィスも
「3度と7度の音は弾くな!」と、ハービー・ハンコックにアドヴァイスしていたようですね。

カシオトーンのリズム伴奏機能もいいです。
ハードオフで1000円で売っていたりもします。
できれば、コード伴奏やベースなどの音を任意で切れる設計のものがオススメです。

わたしは、ベース音と仲良くなるのが、テナー吹きにとっては幸運につながるように思います。

あと、テナー吹きなら「Bb」設定ですよね。
「ド」を弾いて、「シb」の音が出る機能です。


一つのコードで延々、やって「合う、合わない」
「サウンドする」、「面白そう」・・・な、
その人ならではの「サウンド感覚」も身に付きそうです。


かなり欲張りな、基礎練習ですよね。

とても、追いつきませんが
トッププレイヤーは上に行けば行くほど、
こうした鍛錬に「欲張り!」のようです。

たくさんの教材がある中でも、
このブログの記事で述べたポイントを踏まえない基礎は、応用が利きにくく、
オリジナリティなアプローチを開花するのは、はなはだ困難といえるでしょう!


日々の練習で出来ることって、とても微々たることで、
気が遠くなることがありますが、
着実な成果を上げることのできる練習方法でもあります。

「ジャズ理論偏重」による、「ジャズ音痴」な音感になっている・・・!
「簡単なトライアド分散が聴き取れない・・・」
と、感じられている方の軌道修正にも、オススメの練習法です。

こうした「音楽の基礎」、一番大事な、シンプルな考え方を最初に知っていたら・・・
という内容です。


posted by happy_kin at 09:44| Comment(0) | 日記

2018年12月14日

【図解】あまり見せたくない!? 音のこもりを解消する、もう一つの舌の形! in札幌

アクセス数を見ても、
やはり、テナーサックスの音のこもり!を気にされている方が多いようです。

喉を開くコツとして、
でも、一つの方法方法を解説しましたが、

最後に載せた、スタンリー・タレンタインのブレスの瞬間の写真を見て、
カンのいい方は、何かを感じられたのではないでしょうか?

turrentine01.PNG

そうです。
喉の開く方法は、「あれ」だけではありません。

「母音」と「子音」という話は、聞いたことはありますか?

「母音」を発音するときは、舌を動かす必要がありません。
下手に動かすと、マウスピースに吹き込まれるエアーに乱気流が生まれ、
リードを振動させるポイントに息が定まらなくなります。

「子音発音」や、日常生活の習慣からくる「舌の位置・形状」は、どうも、
乱気流を生み出しやすいようなのです。

それが、サックスを吹く時には、モロに影響されてしまいます。


舌が、マウスピースの上に行くことがある!
という、企業秘密級の舌の形・使い方!を記事にしましたが、
どうでしょう?

舌を上に持ってくると、エアーの方向・質量が、とても安定していませんか?
「乱気流」のようなものは起こっていないはずです。


ここで、今回の「あまり見せたくない!」【図解】ですが・・・

「下唇を前に突き出す」という記事は何度も書いてきましたが、
因みに舌で下唇を前に突き出す感じではどうでしょう?

ex009.png

この「を前に突き出す」でも、喉を開くことが出来るのです。
そして・・・「音のこもり」の解消に、驚くほどの効果を得ることが出来ます。

これは、かなり上級者向けかもしれません。
が、初心者でも、コツをつかめば上級者顔負けなテナーサウンドが出せることでしょう。

オクターブキーを押さえた、音域の音の抜けの悪さが、まるでウソのように解消されます。


ちょと、この貴重な写真を見てみましょう。
スタンリー・タレンタインの若かりし日のShotです。
turrentine04.PNG

斜め上に、マウスピースが入っていませんか?

次にクリス・ポッターの19歳の頃のワンシーン

CPotter19old.PNG


次にブルース・スプリングスティーンの名テナー奏者のクラレンス・クレモンズ

Clarence01.PNG

デヴィッド・サンボーンの吹き方も、
マウスピースを、かなり斜め上向きになるように咥えていると思います。

初心者に教える際、
この角度の意味を教えることは非常に重要です。

気になる方は、過去の記事を、ご参照下さい。


ここで、注意したいのは、
この角度だと、最低音域のサブトーンは非常に出しにくくなる!
という点です。

とはいえ、全音域・・・
サブトーンの吹き方をベースに音作りをしているはずです。

以前にも記事にしましたが、ノンブレス(循環呼吸)との相性も非常に良い奏法でもあるのです。

turrentine05.PNG

若かりし頃のタレンタインの吹き方とは、かなり角度が水平に近い感じになっていると思います。

これは、サブトーンにも対応した吹き方なのだと思われます。


前掲の図を、ご参考にしてみてください。

また、
で書いた記事もあわせて、ご参照ください。


これらは左脳的な知識として理解しても意味がありません。
スケール・パターンなどで、身体に覚えこませるように何度も練習することで、
素晴らしいテナーサウンドを獲得することができることでしょう。



posted by happy_kin at 20:43| Comment(0) | 日記

2018年12月11日

テナーサックス 音色のこもり・・・吹奏感のストレスを解消するエクササイズ! in札幌

これを解消するポイントは呼吸法の安定と舌の形状などによる口の中の形〜下唇の使い方にあるようです。

テナーサックスの場合、オクターブキーを押さえた音域が、
とくに音の抜けが悪く音色がこもりやすい傾向にあるようです。

この音域の対処として、往年のジャズの巨匠と呼ばれるテナーマンたちは、どの様な対策を講じていたのでしょうか?

1、グロートーン
テナーサックスのカッコいい奏法の一つですよね。
これは、音が裏返る〜抜けない、鳴りきらない・・・などの対策として、
「妥協の息」のような音域全体のバランスを整える!という方向へ行かず、
「ふざけんな〜」的に思いっきりドデカイ音、フルトーンで突き抜けた結果、生まれたものであると考えています。
グロートーンは、「ア〜」という声を出すより、
「うがい」の延長で声を出すのが、一番、喉にやさしく、コツをつかみやすいかもしれません。

2、オクターブキーを押さえずに全音域を吹く。
デクスター・ゴードン(ソロは3:55あたりから)や、「橋」前のソニー・ロリンズは、トランペットやフルートのようなオクターブキーを使わない吹き方を徹底して行い、口の中の理想的な形を見出したうえで演奏していたような印象があります。

3、舌をマウスピースの上に持っていく奏法
ジョン・コルトレーンをして、
「サックス吹きなら誰でもスタンのように吹きたいと思うはずだ」と言わしめた、
スタン・ゲッツの、あの甘い高音域や、

同じく、「今すぐ電話してどうやって吹いているのか質問したい」・・・と語っていた、
ベン・ウェブスターの奏法では、
かなり、この現象が起きていたものと推察されます。

ただし、形だけを真似ても、そのような音にはなりません。
わたしも吹いていて気付いたくらいです。


近年では、その当時に比べ、
かなり、バランス調整のような技術が向上したので、
こうした苦労が激減した!?かのようですが、
下手をすると「アルト奏法」の延長のようなサウンドにもなりがちです。

バランス調整が完璧でも、楽器の構造上、
オクターブキーを押さえた音域は、どうしても音の抜けが悪いようです。

アンブシャーの動き!のような現象も、
アルト吹きやバリトン、ソプラノに比べると、テナー吹きは突出して動きまくっている!?
かもしれません。


これも吹いている動画を見て、アンブシャーの動きを真似たところで、
大した効果は得られなさそうです。


この感覚をつかむエクササイズのアイディアとして、
思いっきり、息をゆったりと大量に吸い込んで、
まず、最低音域から、
ex005.PNG

次にトリルで、
ex006.PNG

こんなたくさんの「f」見たことありませんが、
イメージとして、お考えいただけたら・・・と、思います。

同じ音だけで、音量を大きくするより、最後に1音、加えた方が迫力のある「フォルテ」が出せると思います。

なれないと、ちょっと「クラクラ」するかもしれません。
体調にはくれぐれも、ご自愛ください。

サックスをやっている人が、フルートに持ち帰ると、
「クラクラ」することって、ございませんか?

そう!
結構、サックスは、あまり呼吸法がしっかりしていなくても、
「音が出てしまう」楽器なのです。

吹奏楽部の子たちが、紙片を壁にあて、吐く息だけで、その紙を押さえつける練習を、
(今は、そんなことしていない?)
楽器を吹いた状態で行うのです。


オーバートーンに関心がある方は、
この感覚をつかんでから、日々始めるとよいかもしれません。

このエクササイズを始める前のウォームアップとして、
マウスピースを咥えたまま、音が出ないように「フ〜」と息をたっぷり吹き込みつつ、
全音域にわたって指を動かしてみると、とても良いフィーリングがつかめそうです。

この方法は、このエクササイズの時だけでなく、
通常のウォーミングアップの時に習慣づけるといいです。
大きな音で、凄くいい音のする、とあるリードアルトの方が毎回やられていたウォーミングアップの方法です。

上手く指が回らないなど・・・で、
上手く吹けない、むずかしいフレーズも、この手法を使うと効果的のようです。

呼吸法的な注意点としては、
出来るだけいっぱい吸って、思いっきり吹く・・・
の繰り返しです。

チェストアップを心がけると、より一層、良い音が得られることと思います。

息を吸い込まずとも、肺に残留したエアーがあるのですが、
チェストアップで新たに吸い込んだエアーのほうが、良い音がするのです。


吐く息を、少しでも長くするための訓練法として、
よく、ヴォーカルの方がやっている方法は、ご存知でしょうか?

「フ〜」と長く息を吐きだし、苦しくて、もうダメ・・・、
というところで、口先と舌の先端で「プチプチ〜トポポポ〜ペペトポ〜〜〜」
とやるのです。

結構、粘れるはずです^^



低音域の次は、最低音域の音から最高音への跳躍です。
ex007.PNG

きっと、サイドキーを使った高音域のレ、ミb、ミ、ファ、ファ#は音がつぶれてしまうなど、
上手く「音」にならないのではないでしょうか?

こんなとき、ベンド奏法や、ポルタメントの手法を応用するのです。

上手い人が高音域を吹いているとき、
口のあたりが上に持ち上がったように見えませんか?

そのあたりの注意事項に関しては、高音域の奏法について書いた記事を、ご参考ください。


あとはトリルの練習です。
音程的に隣り合った2つの音(2度音程)のトリルだけではなく、
音の跳躍したトリルも非常に効果的です。
ex008.PNG

譜例は、ほんの一例ですが、3度、4度、6度、短6度、長6度などの音程の、
跳躍トリルを全音域にわたって、行うようにします。

この時、「つぶれてしまっている音」や「こもっている音」が、
自分が吹ける最高の音色の音を吹いている時の口の状態などと比べ、どう変化しているかを観察します。
(ブレス直後の音も、いい音が出てるケースが多いはずです)

「鏡」などを使って、客観的に自分の目で、アンブシャー等を確認するのも、良い方法です。

「出ている音」が、すべてです。
壁に向かって吹き、自分の音の状態を確認したりもします。


音が、かすむとき、しっかりとキーが塞がっていない場合があります。

軽く押さえて「ポン」とか「カタ」という音がしても、浮いている場合も頻繁に起こりえます。

そんな状態でも、さらにギュっと、しっかりと押さえつければ問題なく対応できる場合も多々あります。

上手い人の演奏動画などを見ると、結構しっかりとキーを押さえていますよね。



このような練習しているときに、
「息が詰まった」ような感覚で、うまく音が立ち上がらないような現象が起こることも、しばしばかもしれません。

こんなときは「あくび奏法」で、舌をつかずに軽くまとまったエアーだけで音を立ち上げる練習を1音ずつ全音域にわたって行います。

「時報」のようなオクターブ跳躍も、全音域の音で地道に行うようにします。

この繰り返しの中で、各音のアンブシャーのベストポジションをつかんでいくしかないようです。

そして全音域のバランスを整えるために、クラシック系のエチュードや、全音域にわたるスケール・パターンのような練習も行います。


今回のテーマの肝となるのは、下唇の使い方と口の中の形・・・特に舌の使い方、喉の開き方にあるようです。
【図解】で説明した記事などを、ご参考ください。



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posted by happy_kin at 19:30| Comment(0) | 日記

現代テナーサックスの最高峰の一人!クリス・ポッター氏のフォロワー、三日天下(爆)の話! in札幌

めでたき、今月の新月の日に、ツィッターを見たところ、
あのクリス・ポッターさんがフォロワーになってくれたので、テンションが上がったのですが、
今朝みたらフォロワー数が減っていたので、
もしや・・・と思ってみたら・・・

ちょっぴり寂しい。。。
まだ、始まったばかりですから・・・。

たぶん、ウェイン・ショーターへのリツィートで、
「日本で有名な宗教団体の広告塔としての影響力は看過できない」・・・
との、わたしのツィートに反応したものと思われます。

だとしたら、
日本の精神文化の素晴らしさ・偉大さを知らないのだと思います。

いわゆる、
「聖書」に代表されるような、
古今東西のすべての宗教書・宗教組織からなる影響による呪縛が地球から消えてほしい!
が、わたしの願い・祈り・ポリシーであり、
テナーを吹き続ける最大の意味だと思っていますから・・・。

本当に、こうした思想的操作・マインドコントロールのような手合いの物は、
宇宙の彼方、はるか遠くに飛んでゆき、消えてもらいたいものです!
あらゆる紛争の火種でもありますから。

「すべてが良き方向へ向かうこと」を祈りつつ・・・!

「神」のような概念は、
世界広しといえども、日本の精神風土の中にこそ、最高のものがある!
と、わたしは思っています。


でも、その後
テナーサックスの大巨匠ソニー・ロリンズ大先生のツィートに、
大いなるエネルギーをいただきました。

拙訳すると、
・・・もしあなたが「私の家族を養うのに十分なお金を稼いだり、いい車を持っている」と思っているなら、
音楽は他の場所にあります。
そして、あなたが音楽を愛し、あなたが才能を持っているように感じたら、そこに行かなければなりません」

もうひとつが、
・・・「即興はすべてのことです:意識的思考を失うことです。
あなたは同時に考えて演奏することはできません。
...あなたは意識的な考えがない心の状態に自分自身を置かなければなりません。
そして、音楽が出てくるようにしましょう。

以前、NHKのインタビューでも、
「天から音楽が降りてくる・・・わたしは最初から、そういうタイプのミュージシャンです」というようなことを語っていましたよね。


あと、ご自身がリツィートされていた、この演奏・・

この音!
テナー1本で延々と吹きまくる、最高のフレージングの連続・・・♪

「うわぁ」と、誰もが憧れちゃう、圧倒的な存在感!


「何も考えないで吹く」というと、わかりにくいかもしれませんが、
あんな、パワフルな音で吹いていたら、普通に頭の中は、真っ白になるはずです。

「左脳は使わない」という記述も、当ブログの中で記事にしてきましたが、
同じ路線を行っている?のかもしれませんね。

音楽の構成といった考え方や、音の出し方についても、肉薄してきた!?つもりの内容を記事にしてきました。
コピーフレーズのパッチワーク的なアプローチ方法ではなく、オリジナルなサウンドを構築するためのエクササイズなども、
わたしなりに考えたものを作成中です。



以前、フォロワーになっていただいたことのある、大好きなベースシスト、
巨匠デイブ・ホランド氏が、「On A Clear Day」の詩をリツィートしておられまして、
その詩の独自解釈で、また大いなるエネルギーをいただきました。

一流ミュージシャンの認識は、独特の世界観があるような気がします。

わたしの場合、
北海道地震の前日に
「何か起こるよ!電気・水道が止まるよ」という声がした程度ですが・・・


一般的な訳では、「晴れた日」のような解釈が多いようですが、
わたし的には「リグ・ヴェーダ」の世界観が描かれているような気がします。

Starも、「星」ではなく、
「あなたの情熱は、有名人よりも輝いているよ」
という解釈が、向こうの人たちには一般的なのではないのか?と。

「情熱」という単語も、ヴェーダの中核をなす思想ともいえます。
・・・これが、一番大事!


冒頭の歌詞も
「日々、向上してください。そんなあなたを、きっと誰かが見ています。
そんな、ある日、あなたは周囲をも驚かすような存在になることでしょう。
他ならぬ自分自身がビックリするほどに・・・」

みたいな感じ!


ヴェーダといえば、仏教の母胎となったもののようです。




posted by happy_kin at 14:01| Comment(0) | 日記